今回から何回かにわけて歯周病の検査について書いていきます。
以前歯周病とは歯を支えている
顎の骨が溶ける病気とお伝えしました。
なので顎の骨が溶けているか(減っているか)を検査しなければなりません。
顎の骨の状態を確認するための検査はレントゲンになります。
レントゲンにもお口の中全体を写すパノラマレントゲンと細かい部位を写すデンタルレントゲンの2種類があります。
まずはパノラマレントゲンです。
ちなみにこれは私のパノラマレントゲンになります。
レントゲンで確認する事はいくつかあります(虫歯・根の先の病気・顎関節の形・腫瘍等)が
今回は歯周病の検査についてなので。レントゲンでの顎の骨の状態の見方について書きます。
これを実際のレントゲンでやってみます。
ちなみに歯周病が進行すると・・・
また、より細かく骨の溶け具合を診査するためにデンタルレントゲンを撮影する場合もあります。
歯周病は顎の骨が溶ける病気です。
骨の状態を確認するためにはレントゲンが必須となります。
レントゲンってそんなに何枚もとって体への影響はないの???
と思われる方もいると思われます。
私たちは普通に生活しているだけで年間約2.4mSvを被曝していると言われております。
パノラマレントゲンは約0.03mSv、 デンタルレントゲンは約0.01mSvの被曝量です。
このように非常に少ない被曝量なので安心してレントゲン撮影を受けていただく事ができます。