さくらい歯科医院

MENU

さくらい歯科医院

  • 診療時間表
  • … 土曜日15:00〜18:00
ご予約・お問い合わせはこちらから
〒300-1512 茨城県取手市藤代365-1
0297-83-7510

ブログ

虫歯になりたくない!虫歯にさせたくない! 対応編

前回からの続きのお話です。

前回は虫歯の原因編として原因についてお話させていただきました。

①虫歯の悪さをするのは細菌

②歯磨き

③糖

④酸

⑤ドライマウス(口腔乾燥症)

今回は対応編としまして、それぞれの対応策についてお話していこうと思います。

①虫歯の悪さをするのは細菌

細菌が悪さをするなら細菌がいなければいいから、お口の中に入らなければいい、細菌を殺菌すればいい。

3児の父である私、個人の意見として不可能だと思います・・・。

『感染の窓』という言葉をご存知でしょうか?

2歳7ヶ月までの間に子供の口の中に虫歯菌を感染させなければ、その後の

虫歯のリスクが減るという考えです。

そのためには、ご飯を食べさせるのにフーフーしない・食器は全て別のものにする・子供とキスをしないなどなどです。。

3児の父の意見として言います。

無理です!!!!!

上記の対応を完全に行うのは現実的ではないと思います。。

もちろん、知っておいて気にかける事は必要ですが、少し非現実的だと思います。

現実的な対応策としては

・パパさん・ママさんはしっかりと虫歯があれば虫歯の治療をしっかり

 受ける!

・定期的にしっかりとクリーニングを受けてお口の中の細菌を減らす!

この2点だと思います。

②歯磨き

むし歯の原因となる細菌はバイオフィルムと言って歯の表面にこびりついております。

なのでこびりついているバイオフィルムを取り除く事が重要になります。

取り除くためには歯ブラシで擦って物理的に除去するしかないのです。

歯磨きのポイント・・・・ 1日最低でも2回(うち1回は就寝前)

             2分間の歯磨き

です!

③糖

『虫歯になるから甘いものは食べちゃダメ!』

これもなかなか難しいですよね。。。

間食したいし、どうしてもおやつでお子様の機嫌をよくさせる必要がある時があったり・・・。

なので、間食やおやつのポイントをお話していきます。

・むし歯リスクの低い食べ物・飲み物

生野菜(ドレッシングは糖が含まれている事が多いので、塩やオリーブオイルで)・チーズ・ナッツ類

牛乳・コーヒー・紅茶(ただし、どれも砂糖を加えていないもの)・麦茶・お水

以上です。。

なかなかハードル高めですよね。。

では次にむし歯リスクを低くする食べ方についてです。

・むし歯リスクを低くする食べ方

糖の摂取回数を少なくする事 です。

量ではなく回数を少なくする事がポイントです!

糖が含まれている飲食を1日4回までを目安にしましょう。

④酸

酸に対する対応策・・・

pHの低い食べ物や飲み物を知る事です。

⑤ドライマウス(口腔乾燥症)

唾液の減少はむし歯のリスクが極度に高くなります。

原因で最も多いと言われているのは薬物の副作用です。

高血圧の薬や向精神薬がその筆頭ですが、一般的な処方薬の80.5%が

唾液減少の原因になるといわれております。

ドライマウスの方にアメを舐める方を多くお見受けします。

アメを舐めることにより少しでも唾液を出し、口の中を快適にしたくなるからです。

しかし、実際はこの行為がむし歯のリスクをさらに高めるのでなるべく控えたほうがいいでしょう。

ドライマウスの方のむし歯リスクを下げるポイント

・食後すぐの歯磨き

・フッ素によるプラスケア

・キシリトールなどのシュガーレスガムやシュガーレスのアメの使用

長くなりましたが、少しでもお役に立てればと思います。