前回は歯周病の検査のレントゲンについて書きました。
今回はPart2ということでプロービングという検査について書いていきます。
おそらく歯医者さんに行かれた事がある方はほぼ皆さんが経験してるであろう検査
歯茎の周りをチクチク触られる検査
それがプロービングという検査です。
プローブといわれる器具(ようは物差しみたいなもの)を歯と歯茎の間にいれていき何mm入るかをみていく検査になります。
目的は
①どのくらい歯周病が進行しているかを調べる
②出血の有無を調べる
になります。
歯周病ではなく健康な方の場合、しっかりと顎の骨が存在するので
入っても3mm程度になります。
逆に歯周病が進行している方だと顎の骨が溶けて無くなってしまっているため4mm以上入ってしまいます。
また、この検査をした時に出血の有無も同時に調べていきます。
実は歯周病の原因となる細菌達は血液に含まれている鉄分をエサにしています。
なので出血があるところは要注意なんです。。
歯ブラシの時に血が出る方は一度歯科医院での検査をおすすめします!
前回、前々回と簡単に歯周病の検査について書きました。
歯周病は silent disease(静かな病気)と言われており、骨が溶けている間は痛みなどの自覚症状なしで進行していきます。
なのでもし歯周病であっても気付いていない方が多いのも事実です。
2001年には「全世界で最も蔓延している病気は歯周病である」
とギネスブックにも書かれております。
痛みがなくてもしっかりと歯科医院で検査をしてもらい、自分の大切な歯をしっかりと守りましょう!!