銀の詰め物、銀歯がお口の中にある方いらっしゃいますよね。
この銀の詰め物、特に古くなった(つけてから6〜7年経過した)銀の詰め物は要注意ですよ!
銀の詰め物は、国に保険的適用と認められている材料なので比較的安価に治療を受けられるというメリットがあります。
しかし!!!
メリットもあればデメリットも当然あります。
デメリットとして
一度治療したのに再び虫歯になってしまう確率が高い!!
ということです。
①錆びる
②経年的にたわむ(変形していく)
この2つの理由から時間がたった銀の詰め物には歯との間に隙間ができてしまい再び虫歯になりやすいのです。
歯ブラシや糸ようじ、デンタルフロスをしっかりとやっていれば多少長持ちはしてくれるかもしれませんが、銀の詰め物の材質によるものなので残念ながら再び虫歯になります。
「いやいや、外れてきてないし大丈夫でしょ!?」
詰め物は外れずらいような形に削っていますし、ボンドでしっかりとくっつけているので多少の虫歯では外れてきません。
最初の写真の銀の詰め物を外すと3箇所も虫歯になってました。
なので、定期検診では歯科用ルーペ(虫眼鏡)やマイクロスコープで肉眼では見えない細かな隙間もしっかりとチェックしております。
虫歯治療もどんな方法・材質で治療するかにより歯の寿命が大きく変わります!
材質等はまたお話ししますね。